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概要
トウモロコシはイネ科の1年草。
栽培が簡単で、生長もはやく、土質をあまり選びません。
穀物として人間の食料や家畜の飼料となるほか、デンプン(コーンスターチ)や油、バイオエタノールの原料としても重要で、年間世界生産量は6億トンに達します。
そのうち約4億トンが飼料、約2億トンが人間の主食として利用されています。
とうもろこしの加工品には、コーン・スターチ、コーン・ミール、コーン・オイル、コーン・フレーク、アルコール類などがあります。
生食用にされるスイートコーン(甘味種)の代表的な品種には、風味のあるゴールデンクロスバンダム、甘味の強いハニーバンダムがあります。
6〜8cmの未熟な若い穂を食べるヤングコーンという種もあります。



特徴
イネ科の一年草で、高さは 2m に達します。イネ科としては幅の広い葉をつけます。
発芽から3ヶ月程度で雄花(雄小穂)と雌花(雌小穂)が別々に生じ、雄小穂は茎の先端から葉より高く伸び出し、ススキの穂のような姿になります。
雌小穂は分枝しない太い軸に一面につき、包葉に包まれて顔を出さず、長い雌蕊だけが束になって包葉の先から顔を出ります。
トウモロコシのひげはこの雌しべにあたります。
花粉は風媒され、受粉すると雌花の付け根が膨らみ可食が形成されます。
イネ科では珍しく、種子(果実)が熟すると穎の中から顔をだします。
種子の色は黄・白・赤茶・紫・青・濃青などがあります。
熱帯に起源を持つため、薄い二酸化炭素を濃縮するC4型光合成植物です。

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品種分類
とうもろこしは長い栽培の歴史の中で世界各地の品種を交配し、用途に合わせて種々の品種が開発されています。
ある品種では2カ月で成熟しますが、11カ月かかる品種もあります。
雑種強勢(異なる品種同士を交配するとその子供の生育が非常に盛んとなること)を利用したハイブリッド品種が1920年頃からアメリカで開発され、以後収量が飛躍的に増加しました。
また、近年では遺伝子組み換えされた品種も広がりつつあります。
スイートコーンやポップコーンとは種子の性質による分類であり、品種名とは異なります。従ってスイートコーンという品種は存在しません。
日本ではフローアコーン、スイートコーン、ポッドコーンは、ほとんど栽培されていません。

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語源・由来
とうもろこしは、ポルトガル人によって16世紀に日本に伝えられました。
それ以前に中国から渡来した「モロコシ」という植物によく似ていたことから、「唐のモロコシ(「唐」は舶来)」という意味で「トウモロコシ」となりました。
しかし、「モロコシ」の漢字は「蜀黍」か「唐黍」が用いられており、とうもろこしを漢字で書くと「唐蜀黍」や「唐唐黍」で意味が重複してしまうため、「唐」の代わりに「玉」を用いて「玉蜀黍」としました。
「玉」が用いられた由来は、とうもろこしの別名に「玉黍(たまきび)」があったためで、「玉黍」という名は、とうもろこしの実が黄金色に美しく並んでいることに由来します。
その他、とうもろこしの別名には、「舶来」の意味で「南蛮」や「唐」が冠された、「南蛮黍(なんばんきび)」「唐黍(とうきび)」があります。

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さまざまな名称
コーン (corn) ともいわれています。
英語圏ではこの語は本来穀物全般を指しましたが、現在の北米・オーストラリアなどの多くの国では、特に断らなければトウモロコシを指しています。
ただし、イギリスではトウモロコシを「maize」と呼び、穀物全般を指して「corn」呼ぶことがあります。

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