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大島啓太 農家をしているおばあちゃんの声

では実際に食料を生産している人の声、現場の声を聞いてみましょう。

そういえば昔、「減反」って騒いでた時期があったけど今はどう?
今も変わらないよ。以前ほどではないけど、米作ってもたいした値段がつかないから大変だ。 知らないと思うけど、今はね、ウチで開発した種米をね、そのままオーストラリアに持っていってね、 同じように生産しているんだよ。いったいいくらで日本に入ってくると思う?
分からないなぁ。
三分の一だよ、三分の一。我々農家がいっくら頑張ったって、三分の一の値段じゃとっても食べていけないよ。 だからウチのじいさんも冬は都会に道路工事に出て行ってたんだよ。
でもおばあちゃんちのお米の方がおいしいでしょ?
全然、全然、私らが食べてみたって違いなんかわからないよ。だって同じ種米使ってるんだもの。みんなが思っているほどの違いなんてないのよ。
でも国が何らかの処置をとってくれてるんでしょ?
さっき減反について、何も変わらないって言ったけど、そういう事だよ。 分かるか?何も言わなくてもお金にならない農業なんて誰もやらないのよ。そうしたら自然にお米を作る人がいなくなるでしょ? それが今の減反方法なのよ。国は黙っているだけだよ。だって他の事をやった方がお金になるんだから。
酷い話だね・・・。でもさ、いざとなればさ、また若い人を連れてきて耕せばいいんでしょ?
違う。田んぼっていうのはね、生き物なのよ。一年でも放っておいたらすぐに駄目になるの。
でもなんとかなるんでしょ?
作れったって土を戻すだけでも5年はかかるのよ。5年間収入がないものを誰がやるの? そんなお偉いさんが考えてるほど甘くない、よく覚えておきなさい。

これが実際の現場の声です。日本政府は5年間我慢する事が出来るでしょうか? 日本国民が未曾有の自体に陥った時に5年間も我慢できるでしょうか? 答えはNOです。

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